2018年頃販売 白いボディに白いノブ MXR筐体 青LED サイドジャック トゥルーバイパス
DCジャックはインジャックサイド 9V駆動 青いプリント基板 内部表記LOVEPEDAL ETERNITY REV. A1オペアンプにはTexas Instruments製RC4558Pを使用しています。ダイオードには1N4148を四つ、対称クリップになっています。Burstバージョンに近いと言われてる要因はここでしょうね。ポットはLEVEL『B500K』GLASS『B5K』DRIVE『B1M』で、ドライブの値が出回っているBurst期の回路図の値とは異なります。現在では多くの機種が表面実装基板を使用したチップパーツで構成しているなか、本機は全てスルーホール部品で構成され、あえてカーボン抵抗を使用しているのはハンドワイヤード期の構成に寄せているものと思われます。
本機はLOVEPEDALの代表機種の一つである。ETERNITYのバリエーションの一つで、ダンブルアンプに寄せた調整がされたD Modというバージョンです。LOVEPEDALといえばダンブル系ペダルとしてパイオニアな存在のHermida AudioのZendriveの生産を行っていることでも知られています。
ETERNITYはいわゆるTS系に属するオーバードライブペダルで、本来のTube Screamerからバッファー回路を取り除き簡略化させたものです。その歴史は古く、自作コミュニティでは有名なSon of Screamerと呼ばれる回路がベースとなっていますが、LOVEPEDALの創業者Sean Michael(ショーン・マイケル)氏の卓越したセンスでブティックTS系最高峰と称されるペダルにまで昇華させたのがETERNITYの主な概要です。
LOVEPEDALの初期の代表作だとCOT50とETERNITYが挙げられますが、どちらも少ないパーツ点数ながらも、定数やクリップなど僅かな違いを作ることによって多くのバリエーションが存在しています。LOVEPEDALは基本は同じ回路でもチューニングという形で意図的に個体差を作る特徴があります。明確に今回はこういうコンセプトという道筋を作っているため、過去の個体の方が良いという相対的な比較では成立しにくい状況にしています。
ETERNITYはいわゆるTS系に属するオーバードライブペダルで、本来のTube Screamerからバッファー回路を取り除き簡略化させたものです。その歴史は古く、自作コミュニティでは有名なSon of Screamerと呼ばれる回路がベースとなっていますが、LOVEPEDALの創業者Sean Michael(ショーン・マイケル)氏の卓越したセンスでブティックTS系最高峰と称されるペダルにまで昇華させたのがETERNITYの主な概要です。
LOVEPEDALの初期の代表作だとCOT50とETERNITYが挙げられますが、どちらも少ないパーツ点数ながらも、定数やクリップなど僅かな違いを作ることによって多くのバリエーションが存在しています。LOVEPEDALは基本は同じ回路でもチューニングという形で意図的に個体差を作る特徴があります。明確に今回はこういうコンセプトという道筋を作っているため、過去の個体の方が良いという相対的な比較では成立しにくい状況にしています。
比較には一番普及している現行TS9を使用し、従来のTS系と何が違うのか比較します。
全てのノブを12時に設定して比較を開始しました。
レベルは音量調整です。TS9は若干原音より低いですが、ETERNITY D Modはユニティゲインとなりました。両機のドライブを最小にして歪みを最小設定にしレベルを最大まで上げると、ETERNITY D Modの方が若干音量は高く感じられました。TS9ではドライブを最小にしても歪みが残りクリーンにはなりませんが、ETERNITY D Modでは完全なクリーンブーストが可能です。出力はドライブ量に強く影響を受け、ETERNITY D Modではドライブが高いほどTS9以上に音量が稼げます。しかし上げすぎると、若干不安定になりラジオノイズを拾い出したりするため、全ての設定位置で使えるかは疑問が残ります。その点TS9は、どの設定でも使える範囲の可変幅に留めているため安定しています。
グラスは主に高域の調整に作用します。12時地点でも差が出ているのですが、TS9はこの時点でミッドが強調されている特徴的なEQになっているため、低域は極端にカットされています。ETERNITY D Modでは低域は残ってはいますが、中域の存在も感じられるため、TSらしさは損なわれてはいません。歪みの質感にも影響が強く、上げればいわゆるグラストーンのような高域がパキッとした音にもなりますが、ドライブを最大まで上げた状態でグラスを絞ると、中低域がリッチでウォームな、若干ファジーな音へと変化します。
ドライブはゲイン調整なのですが、TS9よりも可変幅が広く、絞れば歪みのないクリーンから、上げればしっかりと歪みます。当時はTS系に対して「歪ませて使うのはあまり好きじゃない。あれはゲインを抑えてブースターとして使うのが良い」という評判は良く聞かれましたが、本機はクリップ数が違うこともあり、倍音がゲイン上昇とともに前に出てくるため、ゲインを上げて使用したくなる音色となっています。歪み自体もキメ細かくマイルドです。ETERNITY D Modでは低域がドライブ上昇ともに伸びてきて、TS9と比較すると音が分厚く感じられます。歪んでいても明度が高く、奏者のピッキングニュアンスを反映させやすいです。
TS9はギターとアンプを総合的に見て、調整として使用することに評価を見出されたペダルでもありますが、ETERNITYはペダル単体で完結できることが当時の評価に繋がったのではないかなと思います。従来の中域が盛り上がったバンドアンサンブルでの抜けを重視したペダルと違い、よりクリアに奏者のダイナミズムを表現させるため、当時のTS系のイメージを一新することに貢献しました。D Modは私の印象では、低域に若干寄せた調整で、トーンを絞った時に感じられるウォームな倍音など、Zendriveなどのダンブルスタイルに似ている感じも確かに感じられます。対して高域は過度に強調していないため、私好みのバリエーションです。
そのためLOVEPEDALには、熱心なコレクターがいる反面、限定商法に見えるマーケティングや終わりの無いマイナーチェンジを嫌って、現在では評価が分かれているのが実情です。
LOVEPEDALは一時廃業を危ぶまれましたが、現在も存続はしているようです。ETERNITYはフラグシップモデルの一角でもあるため、人気が高いBurstバージョンをハンドワイヤードでオーダーメイドのみで生産しています。復刻では無く『オリジナル』と明記しているのがSean Michael氏がこの回路に対して拘りが表れているところを感じさせます。
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