2014年発売 ホワイトパール塗装 MXR筐体 赤LED サイドジャック トゥルーバイパス
DCジャックはインジャックサイド 9V駆動 赤のプリント基板 表面実装
内部表記 ASSY REV(A0) 04-18-2013 ABシリアル
オペアンプにはNational Semiconductor LM833Mを使用しています。表面実装用でオーディオ向けに設計されたデュアルICで、ノイズや歪みが抑えられています。宣伝通り、通常のmicro ampに使用されるLM741CNより性能が高いものが搭載されていました。
本機は2014年にMXRカスタムショップラインからM133 micro ampの発展型として、国内では限定500台と宣伝され販売しました。しかし、海外では明確な限定台数は公表しておらず、市場の評判を見るための一時的な限定版として生産しました。その後、市場の評判が良かったため、M233として同年2014年にレギュラーモデル化され再販売されました。本機はABシリアルなため並行輸入品です。MXRのカスタムショップ製品はWay Hugeの設計者Jeorge Trippsジョージ・トリップス氏が率いて開発を行っています。トリップス氏のMXRでの代表的な仕事では、M169 Carbon Copyや歪み系に特化したBadassシリーズなどが挙げられます。
micro ampといえばノブ一つで、音色に艶と張りを与えると評判なクリーンブースターに属しますが、実際は味付けがありブースト量が増すごとに低域のぼやけた太さが気になる人もいました。本機はその味付け部分をプレイヤーの好みに合わせてハイ(±11 dB)ロー(±14 dB)に調整できます。バイパスはトゥルーバイパスに改良されており、重量は208gと軽量になっています。
コントロールはゲイン、ベース、トレブルの三つ。
ユニティゲインは比較したmicro ampと同じで、ノブを左に回し切った0の状態に位置します。
12時地点での比較でもmicro amp同じ音量に聞こえます。この比較におけるEQ位置はハイ・ロー12時のフラットを使用しています。このセッティングで通常micro ampと同じように動作し、音色もほぼ同じように聞こえます。ゲインを3時以降に上げた設定では低域の暴れ方がmicro ampの方が僅かに太くブーミーに感じられます。ノブ最大位置でもブースト量はほぼ同じですが、低域の影響でmicro amp側が太めに聞こえます。またEQの設定によってこのペダル単独で歪みが強まることは無く、オーバードライブペダルとしては使えません。
EQのフラットポジションは12時となっており左に回せば帯域を削り、右に回せば増幅します。ロー側の可変幅の方が広いため、低域のもたつきを解消したい場合は、10~11時ごろに寄せるだけで解消されます。この低域がmicro ampが歪んで聞こえる要因となっていますので、カットすることによりクリーンブースターとして稼げるボリュームを上げることができます。ハイ側のカットも良く効くため、パキッとしたブライトな音色を和らげてくれます。片側をブースト側に寄せて使用することによりトレブル&ベースブースターとして使用できます。全てフルテンにしてしまうと低域の可変幅の方が高いため、低域のモコモコな塊が出力されて、高域がかき消されてしまいギターでは実用的ではありません。
micro amp+の名前の通り、micro ampの癖を人それぞれの好みに調整できる改良型と言っても良いのではないでしょうか。EQを両方12時地点で同じように動作するように設計されているため操作も分かりやすく、またかけっぱなしのバッファーとして使う際も帯域の足し引きが容易にできます。ギターのピックアップを問わず、ベースにも使用できる万能なブーストペダルです。
本機CSP233は現在生産終了していますが、M233として販売は継続しています。同年に販売されたこともあり、恐らく内部は同一だと思われます。またこちらは2014年製となりますので、現在生産されているM233とは十年以上開きがあるためコンポーネントの違いがある可能性があります。.jpg)
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