2012年製 ベージュの筐体にプラ板が貼られています MXE筐体 青LED サイドジャック トゥルーバイパス
DCジャックはアウトジャックサイド 9~18V駆動 黒いプリント基板 表面実装 内部表記PCB-00298-02
本機は2011年頃に販売されたOD11の筐体違いのモデルです。OD11といえば、2010年に販売されたLOVEPEDALのヒット商品である、Amp Elevenのオーバードライブチャンネルを独立させたものが元とされています。OD11は2010年頃に開発されたとされる説もあるようでどちらが先だったかは確証できませんが、YOUTUBEでLOVEPEDAL公式の動画の年代順を調べるとAmp Elevenの方が発表は早かったようです。
内部クリッピング数を確認のため、分解したところ2011年製初期OD11はAmp Elevenと同様に部品面が赤いスルーホール基板で、四つのダイオードにてクリッピングを行っていたようですが、本機は両面が黒い基板に変わっており、表面実装に変更されています。ドライブ側に乗っているチップダイオード数はD3.D4の二つのみですが、リファレンス番号を正しいとして読み取るとLED1を除いた場合D1.D2が見当たりません。オペアンプのソケットの下に隠れている可能性があります。オペアンプはTexas Instruments製RC4558Pを使用しています。
内部クリッピング数を確認のため、分解したところ2011年製初期OD11はAmp Elevenと同様に部品面が赤いスルーホール基板で、四つのダイオードにてクリッピングを行っていたようですが、本機は両面が黒い基板に変わっており、表面実装に変更されています。ドライブ側に乗っているチップダイオード数はD3.D4の二つのみですが、リファレンス番号を正しいとして読み取るとLED1を除いた場合D1.D2が見当たりません。オペアンプのソケットの下に隠れている可能性があります。オペアンプはTexas Instruments製RC4558Pを使用しています。
このペダルはPaul Cochrane Timmy Overdriveと回路上類似している点が多く、VEMURAM Jan Rayなどと共に一時論争を起こしたペダルの一つであり、結果としてLOVEPEDAL側はTimmyの影響を受けていることを認め、一旦生産を終了することになったとされています。
コントロールはレベル、ドライブ、ベース、トレブルの四つ。
まずはじめに操作性に難があり、上下のノブの位置が近すぎるため、間に記された効果の印字が小さすぎるのも相まって、レベルとドライブの判別がしにくい難点があります。ノブの配置はTimmyと違い、上段がボリュームとゲイン、下段がEQと理解すると操作しやすいです。またEQの効きはTimmyと違い反転しています。ノブを左に回すほど原音から帯域をカットします。
レベルは、ボリュームになります。Bカーブのポットを使用していることもあり7時~9時の間で急激に音量が上がります。9時以降は比較的違和感なく音量調整できるかと思います。またドライブ側の影響を受けますので、歪ませる場合は再度調整が必要です。
ドライブは、Timmyと比べると歪みは低ゲインでは硬く、高ゲインではTimmyよりクリア感に欠け、丸くぼやけた感じがあり全体的にダークな響きでTimmyのようには歪みません。所有するV1での比較になりますが、DIPスイッチを操作したすべてのモードより歪みが浅く、OD11を使用してTimmyV1の倍音を再現しようとすると、ゲインを上げるほどその差異が顕著になり、再現は難しくなります。一方で、ゲインを最小にして、EQを使用したイコライザー的な扱いであれば、Timmyとほぼ同じように機能し、最大音量もほぼ同等です。
EQのベースとトレブルは、前述の通りノブ右に振り切った状態が原音と同じフラットになります。あまり歪ませず、EQコントロールを駆使して原音を補正するトランスペアレント的な使い方が向いていると思われます。私はOD11の歪みは少し暗く感じるのでベースをカットして高域を掘り出すような設定が好みでした。歪みには違いがあるため完全なクローンではありません。
本機は生産終了しております。当時の販売価格は$99という破格な金額で販売されました。ちなみに当時はプリント基板ですが、ポール・コクレイン氏が手作りしていたTimmyV2は120ドル前後です。この価格差は如何にTimmyが営利主義に走らない良心的な価格の元作られてきたかが伝わってきます。
OD11は一旦生産を終了しますが、LOVEPEDAL製品の中で親機となったAmp Elevenはヒット作でもあり、ブーストチャンネル側がLOVEPEDALの代表機種COT50ベースとなっているためか生産は継続しています。一度、各チャンネルでの単独使用が可能になったアップデートがあったためそれに伴いドライブ側の変更があった可能性があります。また、Amp Elevenのドライブ側はブースト側との兼ね合いを含めて調整がされており、厳密にはOD11では無いとされています。
OD11は一旦生産を終了しますが、LOVEPEDAL製品の中で親機となったAmp Elevenはヒット作でもあり、ブーストチャンネル側がLOVEPEDALの代表機種COT50ベースとなっているためか生産は継続しています。一度、各チャンネルでの単独使用が可能になったアップデートがあったためそれに伴いドライブ側の変更があった可能性があります。また、Amp Elevenのドライブ側はブースト側との兼ね合いを含めて調整がされており、厳密にはOD11では無いとされています。
派生機種のAmp Eleven GOLDではドライブチャンネルを元にしたOD11 GOLDが少数生産されるなど、実はOD11も不定期に復刻されており、筐体が無塗装やホワイトの物も存在しています。これらは本機のOD11が生産を終了したあとに作られたもののため、内部パーツの定数やクリッピングが変更されている可能性があります。


