EarthQuaker Devices White Light

 

EarthQuaker Devices White Light

EarthQuaker Devices White Light 全体像

2008年製 白いMXR筐体 極初期型に見られる白LEDブラケット サイドジャック トゥルーバイパス
DCジャックはインジャックのサイド 9V駆動 緑の基盤 キンピとダイオードが沢山 モデル名修正痕あり

ICはLM833Nがマウントされています。回路的にはDOD250が元になっているそうで、コンプレッションスイッチで働くダイオードを選べるようになっています。
ホワイトライト(白色光)は昼間の太陽光のように、すべての光線の波形が均一になって透明に見えている状態だそうですが、所謂トランスペアレントって文言は、2008年当時には一般的ではなかったように思います。
基盤のS※※ Sign(手話?) 00V1と読める文字が白く塗り潰されています。最初は違う名前だったんでしょうね。

コントロールはゲイン、ウェイト、レベルにコンプレッション切り替えトグルスイッチが一つ。

レベル音量は11~12時が原音と音量差がない位置です。
ゲインは最大までは回せばディストーション、絞ればクリーンまで可変します。絞ると若干音量も引っ込んでいきます。元になったDOD250より明らかに歪みます。回路的に兄弟機とされるMXR Distortion+より音量が稼げるのもあってか、歪んでも歯切れよく聞こえます。

このペダルの特徴がウェイトノブですね。ノブを回せばゲインと低域が少しだけ上がります。ゲイン最大、ウェイト最大でコンプレッションスイッチを増幅側の左に傾けるとファズっぽいディストーションになります。逆に右に下げると、音量はそのままに高域がキンキラしてきます。ゲインを0にして、ウェイトノブを10時くらいにするとクリーンに艶があるトランスペアレント的な音が出せます。

コンプレッションスイッチは左側が音量が少し下がって歪が上がり、右側がクリーン寄りになります。音量差が若干ありますが、この手の切り替えに多いコンプカットモード違いそこまで音量差に違いは無いので、使用するダイオードの数を調整しているのではないかと思います。

EarthQuaker Devices White Light 内部基板

EQDは創業者のジェイミー・スティルマン氏が、自身の壊れたDOD250を修理したことからはじまりました。DOD250には強い思い入れがあるんじゃないでしょうか?本機以外にもDOD250を発展させたGray Channelも製作しています。DOD250/Distortion+系はあまり人気が無い印象がありますが、素晴らしく昇華させたこのペダルが埋れてしまったのは惜しいとろです。

MXR筐体の本機は2015年に生産終了していますが、2022年に1590N1サイズ筐体に赤色LEDトップジャック仕様になって再販、その後カラバリも発売されました。